こんにちは!今回は、将来の生活を考える上で避けて通れない「公的年金」について、改めて学んだことをまとめてみました。
リタイアメントプランを立てるにあたって、公的年金がどのくらいもらえるのか、いつからもらうのが良いのかを知っておくことは非常に重要ですよね。
会社員の年金は「2階建て」
会社員である私の公的年金は、「国民年金」と「厚生年金保険」の2階建てになっています。
- 1階部分:国民年金
- 日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務があります。
- 保険料は全員一律です。
- 国民年金は、将来「老齢基礎年金」として受け取ることになります。
- 2階部分:厚生年金保険
- 会社員や公務員などが、国民年金に上乗せして加入するものです。
- 保険料は収入に応じて決まります。
- 厚生年金は、将来「老齢厚生年金」として受け取ることになります。
国民年金は、保険料を全期間(480ヶ月)納付すると、65歳から満額を受給できます。未納期間があると、その分、受給額が減額される仕組みです。
自分がこれまでいくら納めてきたのか、将来いくら受け取れるのかは、「ねんきん定期便」で確認することができます。
年金を受け取るための資格期間
年金を受け取るためには、それぞれ受給資格を満たす必要があります。
【老齢基礎年金】 受給資格は、保険料を納めた期間や免除された期間、そして合算対象期間(カラ期間)を合わせて、10年以上あることです。
合算対象期間(カラ期間)とは、年金の受給資格期間にはカウントされますが、実際の年金額には反映されない期間のことです。私の場合、学生納付特例期間(追納しなかった期間)がこれにあたります。
とはいえ、38年近く一つの会社に勤めているので、受給資格期間は無事にクリアできました。
【老齢厚生年金】 受給資格は、厚生年金保険の被保険者期間が1ヶ月以上あり、かつ、老齢基礎年金の受給資格を満たすことです。
これもクリアしているので、一安心です。
いつから受け取る?繰り上げ・繰り下げの選択
公的年金の受給は、原則として65歳からですが、60歳から繰り上げて受け取るか、66歳以降に繰り下げて受け取るかを選択できます。
- 繰り上げ受給:1ヶ月繰り上げるごとに、年金額が0.4%減額されます。
- 繰り下げ受給:1ヶ月繰り下げるごとに、年金額が0.7%増額されます。
私は60歳を過ぎても働くことを決めているので、原則通り65歳から受け取るか、どこまで繰り下げられるかを考えています。
最終的には、仕事を辞めるときに決めればいいかな、という気持ちになりました。若者に支えられている制度なので、もしも、たくさん納めたのに早く亡くなってしまったら…それはそれで、社会のお役に立てたと考えよう!と、前向きに捉えることにしました。
意外な発見!「加給年金」
今回、年金のことを調べている中で「加給年金」という制度があることを知りました。
私よりも夫は5歳年上です。来年65歳。私が65歳に到達するまで、もしかしたらこの「加給年金」をもらえるかもしれません。。
次は、この「加給年金」について、さらに詳しく調べてみようと思います。
未来のお金について知ることは、漠然とした不安を解消する第一歩ですね。また新たな発見があれば、ブログでシェアしたいと思います。
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